仙台のこと
このブログ、誰が読んでいるんだろう、
いやむしろ、誰か読んでいるのかな?と思いながら書いているのですが、
雨の月曜日、なんとなく仙台のことを書きたくなってパソコンを開きました。
週末に巡回展とワークショップのために仙台に。
JRの週末パスというのを使って行ってきました。
8730円で仙台と首都圏をつなぐJRの電車に乗り放題なのです。
(新幹線の指定席券は別に購入します)
朝8時20分発の新幹線に乗り、10時15分には仙台に到着。早い!
展示の設営をして、お昼過ぎから刺繍のワークショップ。
仙台巡回展会場のBOITE galleryさん。
広々として素敵な場所。ワークショップをしてもたっぷりスペースがありました。
オーナーのかおりさんも大らかで軽やかで、楽しい人。
刺繍ポーチとハンカチと、二回開催したのですが、
両方に参加してくださった方もいて、嬉しい限りでした。
また、東北に来てくださいねと言われてちょっとうるうる来ました。
ちょっとしたコミュニケーションの中から、仙台のお客さんの温かみを感じました。
BOITEさんのお隣にはMUGUETさんというお花屋さんがあって、
普通に流通するお花以外にも、
野菜のお花や麦など、ちょっと変わった植物を取り扱われています。
これは今回の展示にあわせて、かおりさんがアレンジしてくれたもの。
ワークショップが終わった頃にはもう外は真っ暗で、夜は市内のcafe deux couerに。
BOITE galleryのかおりさん、MUGUETのオーナーみきさん、そして
BOITEの 一階のcafe/雑貨屋さんのarrondissementのオーナーみほさんと色んなお話。
arrondissementでは最近友達のsumireちゃんが 'femele complex'という本の出版で
トークショーをしにきたということで、音楽の話、
イギリスとフランスの文化の話などいろいろ盛り上がる。
音楽とコーヒーの話だけで軽く1時間は話せる気がしました。
みなさんとてもフランクでやさしく、そして好きなものに対する情熱がすごい!
もっと話したかったなー 次は東京に来てくださいといってお別れ。
山の上のホテルに到着してぐっすり眠る。
二日目は弾丸で松島へ。
松尾芭蕉のね〜と、予備知識もほとんどなく行ったのですが
意外と日本人とイスラム系の観光客で賑わっていた〜 みんなどこで情報を知るんだろう?
ヘッドスカーフを巻いたかわいらしい女の子たちが
ソフトクリームや、焼いたイカを食べている姿はなんともキュートでした。
日本画に描かれているような景色が目の前に広がって、なんだか自分も外国から
遊びに来た人のような気分に。
おさかな市場という、魚市場にて海鮮丼を食べて、
M Pantryという、宮城の色んな食材をセレクトしているお店に。
観光客向けのいわゆるお土産物屋さんがずらーっと並ぶ松島でしたが、
すてきなセレクトのお店ですね、と若いオーナーさんに話しかけたところ、
ずんだと牛タンだけじゃなくて、宮城のおいしいものを沢山紹介したくて1年前にお店
を始めたとのこと。新しいことを提案しよう、
地元の食べ物の良さを知ってもらおうという熱い気持ちが伝わってきて
とても話していて、楽しかったです。
パリッと香ばしくておいしい海苔とおさかなのおせんべいを購入。
そのあとはカステラで有名な松華堂菓子店にむかう。
きなこと杏とあんこが、自家製ミルクソフトにかかっているのですが、
杏のすっぱさと、あんこの甘さと、濃厚なミルクのバランスが本当に絶品でした。
カステラは友達のお土産にして、松島からまた仙台に。
少しぶらぶらして家路に着きました。
仙台も松島も、ほんのちょっとしか居られなかったけど
本当に楽しかったです。宮城の人のやわらかいアクセントの話し方も
控えめだけれど、熱い気持ちを秘めているところも、
展示やワークショップがなかったら感じる機会もなかったんだなと思って
本当に来てよかったなあと改めて思いました。
展示は引き続き、5月3日の日曜日まで開催しておりますので、
お近くの方は良かったら遊びにいってみてくださいませ◎
またすぐ行きたいなあ東北!